図面や地図の説明で、よさそうな物件を見つけた場合。
「早く契約しないとなくなっちゃいますよ」
なんて言われるとすぐにでも契約したくなりますが、ここで焦っては失敗の元です。
時間的都合にもよると思いますが、できればまず一人で下見に行ってみたいです。
地図だけ受け取って、不動産屋には内緒で行ってみます。
駅から物件まで実際に歩いてみるわけですね。
そうするとなんというか、日常の様子が分かりそうじゃないですか。
周りの環境や建物の外見などしっかり見ておきます。
うるさいものはないでしょうか? ゴミが散らかっていたりしませんか?
駅から物件までの経路で、危なそうなところはないですか?
特に女性は注意ですね。
あと物件の周りが妙に臭いとか・・・夏には気づきやすいですが。
建物はどうでしょう。ボロい建物は防音性は期待できませんよ。
ここで気に入らなかったら、この物件は候補から外します。
気に入れば今度は、不動産屋に案内してもらっての下見・内見です。
周囲の環境や建物の外見は既に見ましたので、室内の様子ですね。
まず防音性のチェック。
部屋に入ると不動産屋さんは窓をすべて開けようとするはずですが、ちょっと待ってもらいます。
すべて締め切った状態で不動産屋さんに室内に残ってもらって、自分だけ外に出ます。
「ちょっと連絡しなければならないことを思い出しましたので、携帯使ってきます」
とか何とか言って。
外に出たら、そとから不動産屋さんを呼んでみます。もちろん携帯ではなく直接。
小さい声から始めて次第に声を大きくしてみます。
意外に小さい声のときに不動産屋さんが気づいて出てきたら・・・
その物件はかなりよく音を通すということになりますね。
あ、だから外へ出る時に「防音チェック」とか言っちゃダメですよ。
不動産屋さん、耳を澄ませちゃいますからね。
それから壁を叩いてみましょう。中身カラッポみたいな感触があったら危険ですね。
床はどうでしょうか? 足音とかよく響くようならアウト。
床を踏むと沈み込むようなら腐ってる可能性があるので論外です。
まあ、鉄筋コンクリートでそんなことは少ないでしょうけど。
隣や下の部屋が空いていたらチャンスです。そちらで大きな音を出してもらいましょう。
これは不動産屋さんに防音チェックする旨伝えないとできませんね。
大きな音をどうやって出すかが問題ですが・・・
ラジカセを持っていく。バケツを持っていく。その他アイデアがあれば。
ラジカセはカセットテープの音楽を大音量で流してもらう。
バケツは・・・叩く! 明日のために。あ、不動産屋に叩いてもらう、です。
そして水周り。これは大事ですね。
トイレが逆流とか洒落になりませんよ。
蛇口はすべて開放して水の流れを観察しましょう。もちろんトイレもじゃんじゃん流します。
排水状態が悪いようなら・・・その物件を候補から外すか、
リフォームで改善するようお願いするかどちらかとなります。
私は一人暮らしなのでバスタブは使いませんからシャワーが大事になってきます。
ということでシャワーの水圧もチェック。
湯沸かし器がバスタブの隣についているやつがありますよね。
あのタイプは大抵水圧が低いですから念入りに調べます。
水温調節つまみで最高温にして調べます。
だいたい高温にした時は水流は減るものですからね。
ガス開栓がまだのはずですから温かくはなりませんが、意味はあります。
押入れの中も見てみましょう。
こういう目立たないところが何だか手抜き施工になっているようなら・・・危ない危ない。
押入れの中とか、天井とか水漏れの跡のようなものはありませんか?
あれば雨漏りがあったということかもしれません。ひょっとしたら現在進行中かも。
そういう物件は避けたいですね。
玄関ドアの開け閉めや、窓の開け閉めをしてみましょう。
スムーズに開閉できるでしょうか?
できないようなら建物が傾いている可能性があります。
地盤がゆるいか、構造的に弱いかというところですね。
窓から外を見てみます。目の前が隣の建物の窓、というのはかなり気詰まりです。
その他、嫌なものが見えたり、また外から見られやすかったりしないでしょうか?
気にならない人はいいのですけど。
そうそう、窓を開ける前の話ですが、悪臭チェックもしておきましょう。
なんか臭くないですか・・・
いくら掃除しても部屋が臭いとなるとへこみます。
その他、自分の出した条件にあっているでしょうか?
自分の書き出した希望条件のメモは忘れずもっていってください。
大きな家具を運び込まなければならない時は、前もってサイズを測って下見に行くべきです。
冷蔵庫とか、洗濯機とかありそうですね。
玄関から運び込めるでしょうか? 所定の場所に置くことができるでしょうか?
無理のようなら何か手を打ってください。
ということで下見・内見は慎重に。

