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契約書と更新料

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新宿の不動産屋で契約を取り交わすことになりました。
学生に親切そうな名前の不動産屋で、私は信頼しきっていました。
まあ、私は既に学生ではなかったのですけど。

さて、契約書です。
先日の店員さんとは違う人が出てきました。

ここでまた私は失敗をしています。
契約書をじっくり読む時間を貰わなかったのです。
本契約の前に、契約書の写しを受け取ってじっくり読むべきだったのです。

ところがその日の私は、初めて契約書を見たその日その場所で契約しようとしていたのです。

さて、それでも私は契約書を必死に読んで不動産屋に質問してみました。

「あのぅ、契約の更新に関してなんですが、新しい家賃の1か月分を払うほかに・・・」
「ハイ?」
「あの、更新料をですね、1か月分払うほかに、不動産屋さんに手数料を払うことになっていますが」
「それがなにか?」
「手数料の金額が書かれてないんですよね。これはどういうことですか?」
「ああ、手数料? そんなの払う必要ありませんよ」
「じゃあ、更新の時は家賃の1か月分だけ払えば他は一切必要ないのですね?」
「ええ、ええ、そうですよそうですよ。じゃあ、ここに印鑑を・・・」
「念を押しておきますけど、更新の時には家賃1か月分だけで手数料は払わなくていいんですね?」
「はい、そうですよ。え~と、ここにお名前と印鑑ね」

契約完了。

そして、手数料に関してはあとで非常に不愉快な思いをします。
一回目の更新の時に、
「更新料1か月分、手数料は家賃の25%」
と言われたのですね。
は?

「話が違いますよ。手数料は一切必要ないと言ったじゃありませんか」
「そんなことは知りませんよ。払えないのなら更新できませんよ」

大家さんにも払うように説得され、角が立つのもイヤだからとしぶしぶ手数料を払って更新しました。

更に2年後。2度目の更新。
「更新料は家賃1か月分、手数料は家賃の50%」
はあ?

手数料が前回の2倍になっています。
契約の時に嘘をついた上、手数料が倍倍ゲームになってるなんて!
さすがの小心者も、これには断固抵抗しました。

絶対払わない。

そう決めました。
例によって大家の奥さんは不動産屋の味方のようで、手数料も払えと言ってきます。
でも私は断固拒否しました。
それで日頃はアパート経営にあまり関わっていないらしい大家さんのご主人の方が
私にいろいろ事情を聞いてくれました。
件の不動産屋にも電話をかけていろいろ問い詰めていました。

それで結局、不動産屋抜きで直接契約更新することになり、
手数料は払わずに済みました。

不当な要求を受け入れるべきでないし、筋は通るものなんだなと
初めてこの身で体験した次第です。

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