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良い物件は慎重に

初めての単身引越しが東京へ来た時のそれですから、
次の引越しはそこから数えて5回目の引越しということになります。
2回目から4回目の引越しはすべて静かなよい物件を求めての引越しだったのですが、
ことごとく外れてしまいました。

はずれ物件を引き当ててしまう最大の要因はわかっています。

資金力です。

そりゃー月20万円とか払えば立派な物件が借りられるでしょう。
しかし私に出せるのはせいぜい月7万円。それだって随分他の出費を切り詰めています。
静かな住居を手に入れるために!

資金が少ないハンデを補うものは何でしょうか?

それは時間です。

時間をかけて納得行く物件をじっくり探せばいいのです。
急げば判断を誤りますし、不動産屋につけ込まれやすくなります。
(私の最初の引越しが良い例です)

時間をかければよい不動産屋もよい物件も見分けやすくなりますし、
良い不動産屋や良い物件に出会える確率も上がってきます。

ということで5度目の引越しはじっくり戦略で行きます。

まずはじっくり情報収集。ネットは本当に便利ですね。
ここでよい物件の見分け方をしっかり勉強します。

そして次によい不動産屋を探すわけですが・・・
これは実際行ってみなくてはわかりませんね。
でも店の雰囲気なんかでイヤな予感がしたら・・・入店するのは止めておきましょう。

私はその時住んでいたアパートから近い不動産屋に行くことにしました。
理由は簡単、頻繁に通えるからです。
お客が頻繁に来れば不動産屋も本気で探さざるを得ないでしょう。

それから地域密着の不動産屋を選びました。
地域密着ということはその地域のことを知悉していることはいうまでもなく
物件が不動産屋から近いということが言えます。
ということは・・・
「つまんない物件を紹介したら直接怒鳴り込んでくるぞ」
というプレッシャーが不動産屋にあるのではないでしょうか。
近いのだから、直接乗り込みやすい。

私は自宅から近く、地域密着型で、物件が多そうな不動産屋をネットで見つけ、
まずはメールで問い合わせました。
自分の希望する物件の条件をいろいろと伝えておきます。

ついでにネットによさそうな物件の広告が出ていたので、
「○○のメゾネットタイプの物件ですが、現在契約は可能なのでしょうか?」
「はい、契約できます。来店お待ちしております」
まあ、そういう言葉はあまり信じない方がいいですね。
広告で目立つように出ている魅力的な物件は既に契約済みのことも多いです。

ということで実際に不動産屋に行ってみると、
「すみません。大家さんに聞いてみると、独身の方はだめなのだそうで・・・」
はいはい、断られる予想はしていましたよ。
(ちなみにメゾネットというのは、1階と2階、あわせて1つの物件となっている
 ものです。1階と2階、あわせて一人で借りられる物件ですが、
 一戸建てと違って、隣にも似た様な部屋があります。
 ロフトつきはメゾネットとは言いませんね。
 たまにそれをメゾネットといって貸す不動産屋もいるようですが。)

さて、ここからが本番ですね。店の雰囲気は上々です。ただし狭い。
不動産屋さんの応対もいい感じです。
でも大事なのは物件です。

私の出した条件は、
・家賃は7万円くらいまで
・駅まで徒歩20分くらいまで
・鉄筋コンクリート造の最上階角部屋
・間取りは2K以上
これを聞いた不動産屋さんは難しい顔をしましたね。お姉さんでしたが。
駅から近く、しかも東京23区内ですので
その予算ではなかなかないだろうと。

しかしそこは「じっくり戦略」をとっている今回の私です。
「まあ、見つかるまでいくらでも待ちますので、見つかったらメールで知らせてください」
その日はそういうことでお店を出ました。

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